皆さま、すっかりご無沙汰してしまいました~。先の週末の酷い黄砂でちょっと目の具合が今一つになったのをきっかけに少しPCの方もお休みしておりましたが、時々「読み逃げ」していた犯人は、私のPCからリンクの皆さまのところへお邪魔していたミネパパでございます(笑)。
今朝、「あのさぁ~、君のパソコンからリンク先を見ていると相手の人は分かるの?」などと、いきなり変なことを聞く相棒。で、「アクセス解析をしていれば、Kr(コリア)と出るだろうし、分かると思うよ。」と言ったら、「じゃ~読み逃げが分かっちゃうんだ。」
という訳で、シャイな(おいおい←大ウソ)相棒の読み逃げをお許しくださいましっ!
さて、4月初旬に日本へ帰国した際、狂犬病抗体検査の為の
血清を持参しましたが、忘れないうちにご報告しておきたいと思います。
■血液採取の前に~
先ず、採取の前には、マイクロチップの挿入と2回の狂犬病予防注射が必要ですが、詳しくは、日本の
動物検疫所のHPでご確認ください。
獣医師からも指示があると思いますが、採取予定時刻の前12時間は、血清に脂肪が混じってしまうケースがある為、水もフードも一切あげないことに注意。我家の3王子の中で一番の知能犯でボス猫ミミ君、家を出る15分前に隠しておいたグリーンをカプリ~(爆)、その日の採血は中止になり翌週に。
我家が通っているドクターLEEの動物病院には血清分離機を置いていますが、韓国では用意していない動物病院も多いようですので、事前に確認された方がいいようです。
以下は、韓国から犬の血清を手持ちで持ち出す際の手続きです。猫の血清については、次の2.の書類添付のみでOK。
■
書類
1.
Certificate for serum of dog(s) to be imported into Japan
(獣医師が記入)
◇この書類は、日本到着時に動物検疫所に提出。
日本で唯一の検査機関、
財団法人 畜産生物科学安全研究所のHPからダウンロード可。
韓国から血清を持ち出す際に、韓国の動物検疫所でエンドースメントのスタンプを押してもらい、日本の動物検疫所に提出します。
2.
狂犬病抗体検査証明書(兼申請書) (所有者と獣医師が記入)
◇この書類は、相模原の(財)畜産生物科学安全研究所宛て血清に同梱。
1.の書類同様、財団法人 畜産生物科学安全研究所のHPからダウンロードができます。
3.
英文の健康診断書 (獣医師が作成)
◇この書類は、金浦空港の動物検疫所に提出。
かかりつけの獣医師に、血清を持参する犬の健康状態を記してもらいます。特に書式は決まっていないそうですが、外国人の飼い主が多いドクターLEEは、韓国の動物検疫所に記入内容の確認をしたそうです。
4.
Health Certificate of Animal Products (韓国の動物検疫所で記入、英文)
5.
Health Certificate of Animal Products (日本の動物検疫所で記入、日本語)
韓国から出国する際、事前に用意しておく書類は、1.~3.のみ。
4.は韓国の、5.は日本の動物検疫所に到着した時点で記入するように指示されます。
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金浦空港 動物検疫オフィス
場所は、国際線ビル1F 到着ロビー 右奥。
出発時刻の3時間前に来るように指示されましたが、他にも検疫を受ける犬猫連れがいた場合は、かなり時間がかかりそうです。今回、血清だけでも40分ほど時間がかかりました。
血清が入った箱もチェックされます。(←チラリと見るだけ)
2人の若い獣医師の検疫官がおり、英語も堪能で親切でした。
何か問題があった時は、すぐ掛かりつけの獣医師に連絡してもらえるよう、電話番号を忘れずに! ↓のミケちゃんの時も、すぐドクターLEEに連絡を入れてもらい、事なきを得ました。
検査費用: 2万ウォンの現金払い。
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羽田 国際線 動物検疫カウンター
荷物のターンテーブルの横にある小さなカウンター。(植物・動物検疫と表示)
上記の1.の書類を提示すると、5.の書類に記入するように指示があります。
血清の箱は、チラリと見るだけ。かかった時間は、ほんの2~3分。
この後で、税関検査がありますが、税関で必要な場合もあるからと、5.の書類のコピーも渡してくれました。
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血清送付
羽田国際線到着口を出たところに、クール宅配便を扱っている佐川急便のカウンターがあります。2.の書類を血清の入った箱に同梱し、発送。外箱は、私の持参した箱に合わせて、ピッタリサイズの箱にしてくれました。
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検査結果
今回は、ミミとタロウ2匹分を検査してもらいましたが、10日ほどで検査結果が届きました。(郵便のEMS国際便で)
抗体価は、ミミが70.1 IU/ML、 タロウが92.3 IU/MLで充分な数値で一安心でした。
で、ネネ君のは?